月が綺麗な夜に

このブログは自分だけの世界地図を作るための旅の記録

【補足】 その情報が ”自分にとって” 有益か不利益かの判断基準を確立する方法

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こんばんは、天地 海人(アマチ カイト)です。

先日掲載した『その情報が ”自分にとって” 有益か不利益かの判断基準を確立する方法』の記事において、わかりにくい部分があると読者の方からご指摘いただいた。読者からの意見は、いかに自分が物書きとして自己的主観に陥っているか気付かせてくれる。

「自分だけわかればいいのであれば記事にする必要はない」これは僕の物書きとしての信条だ。どうしても読者に頼る部分はある。しかし助け舟は出すべきだ。

 

ご指摘いただいた、わかりにくい部分は「多くの経験を積む」と「自分にとって」の二つについてである。

以下に例を挙げ説明しているので見ていただきたい。

 

 

・多くの経験を積む

では「経験とはなんなのか?どの様な経験を積めば良いのか?」

それは ”身に付けた知識という物差しを使うこと” だ。その物差しは自分の知識を形成する要素から作られている。いわば自分の分身である。そいつを使い、いろんな情報を図る。多くの経験は記憶となり、そのデータベースを元に実証と検証を繰り返し、自分の判断基準を確立していくのである。そうすれば、その情報が「 ”自分にとって” 有益か?不利益か?」を時間を要さず精査し、その情報を利用するか決断できる。

具体的に物差しを使っている例を見ていこう。

 

4月から新社会人になるあなた(男性)は、ビジネスシューズを買いに靴屋に来ている。足のサイズは27センチとしよう。店員が23センチの赤い靴底のピンヒールを持って来た。買うだろうか?答えはNOだ。あなたに必要なのは値段の割に丈夫な(撥水性があればなお良い)27センチのビジネスシューズだ。

 

最新の携帯端末iPhone Xはあなた(このブログが閲覧できるネット環境にいる読者) にとっては有益をもたらす道具となりうるが、アラスカのエスキモーにとっては無益なものだ。iPhone Xより最新の猟銃の方が有益をもたらしてくれる。

 

若者は経済の活性化につながる法案を求めるが、年金暮らしの老人は福利厚生の充実を求めている。この場合若者の判断基準は今の生活向上につながるかどうかである。老人にとっては経済の活性化より、今の生活(今後)の保証である

 

現実世界ではもっと複雑で多種多様な情報が入り乱れている。そのためバランスよく正しい知識を身に付けるのだ。判断基準を自分で確立しなければならない理由も、お分かりいただけたと思う。

では最後に ”自分にとって" とはなんなのか?

 

 

・ ”自分にとって” とは?

情報はいつでも誰からでも手に入るが、判断基準は自分で確立するしかない。

何度も言うが ”自分にとって” がなくてはいけないのだ。

 

僕が突然の胃痛に襲われた時、薬局で買うのは胃薬か痛み止めの薬だ。くしゃみ止めではない。

僕は自分の状態(腹部に痛みを感じているという情報)を知っている。では自分にとって必要なものは何か?(ここで知識の物差しを使う)痛みを和らげる痛み止めの薬か胃痛の原因に効く胃薬だ。

それでも治らない場合は病院へ行き、医者に診てもらう。一度自分の判断基準で薬を飲んだが、薬が効かない(新たな情報)という自分の状態を察知し、新たな手を考え、医者に診てもらうという選択をした。

このように僕は ”自分にとって” の判断基準に則り、情報(胃痛)を精査し対策を決めている。

次に ”自分にとって””あなたにとって” と同じとは限らない点を説明しよう。

あなたが、上司からのパワハラによるストレス性の胃痛に長年悩まされているとしよう。僕は過去の経験から胃薬か痛み止め、さらには医者に見てもらう事を進めるだろう。しかし、あなたに必要なのは新しい職場、もしくは社長から上司に下った更迭の知らせだ。〈僕の経験に基づく対処も気休めにはなるだろうが〉

 

 

”自分にとって” がわかっていないと情報に振り回されることになる。不利益を被ったり人間関係がこじれてしまう原因にもなる。

かく言う僕も ”自分にとって” が分かっておらず、幾度となく嘘をつかれ騙されて不利益を被った。

 ”自分にとって”がない人が、安易に情報拡散していることは、嘘偽が蔓延している原因の一つとも思うが、その情報を信じたのは自分だということを忘れてはならない。

「一度目は騙した奴が悪いが、二度目は騙されたお前が悪い、三度目は両方悪い」

名前は忘れたがある小説の主人公が、嘘の情報を握らされ騙されたと激怒している友人にかけたセリフだ。実際に友人からこんなことを言われたら激昂するだろうが、本質を突いている。