月が綺麗な夜に

このブログは自分だけの世界地図を描き上げるための旅の記録

【知識の旅】 その情報が ”自分にとって” 有益か不利益かの判断基準を確立する方法

f:id:tsukigakireinayoruni:20180308225233j:plain

 

おはようございます、天地 海人(アマチ カイト)です。

 旅立ちの季節を告げる風が吹き遊び、夢持人が帆を張っていてます。

今日は夢持人が「生きていく上で ”自分にとって” 有益な情報の見分け方」についてお話しします。

 

 

・情報という荒波

自分に関係あるなしに、たくさんの情報が毎時飛び交っている情報社会。

スマホの液晶に定期的に表示される時事ニュース。給料明細の額面にウンザリし、一度だけ参加したファイナンスセミナーから送られてくるDM。Webサイトを開けば自動的に出てくる広告。

同僚から聞く上司の不満と愚痴。〈上司は彼の不満と愚痴を僕に語っていた〉

アドバイスを聞く気もないのに話してくる、友達からの恋愛相談。

夕食どき隣の家からするシチューの香り。カフェで流れるジャズ。

 

このように、視覚・嗅覚・聴覚を通して言葉だけでなく、映像や匂いという形で情報が入ってくる。〈本人の許可なしにだ〉

毎日情報過多になり思考力が低下し、目も耳も塞ぎたくなる。

 

しかし、情報をシャットアウトしてはならない。

Wi-Fi環境が設備された都市であろうが、ジャングルの密林であろうが、生きていく上で情報は必要なのだ。

人類が原始人だった時代も、甘くみずみずしい果実がなる木の場所、毒のある草木を見分ける方法、鳥獣を狩猟する鋭利な鏃の作り方は、必要な情報だったに違いない。

生態学的にも人類は、インターネットの普及によりグローバル化される以前から、ネットワーク社会を生き、繁殖してきた。

 

困惑するのは情報量だけではない。情報は真実だけではなく嘘偽も含まれている。

たとえ自分にとって必要な情報であっても、その情報が真実とは限らないのだ。〈昨日の本当が今日の嘘になり、今日の嘘が明日には本当になっている〉

しかし、情報の有益性と信憑性を確かめるのは難しい。いや、訂正しよう。実は、情報自体に有益も不利益もない。あくまで「 ”自分にとって” どうか?」ということだ。

 ”不必要なのは自分に不利益な情報であって情報そのものではない” 

リスクヘッジの面では、自分に不利益な情報も必要だが、それを知っておくことで利益になるので、ここでは分けて話を進める。

 

その情報の発信元、そう言い切れる根拠など判断材料は様々あるが、自分にとって有益か?正しい情報か?の最終判断は自分でするしかない。

情報Aの有益性と信憑性を確かめるために情報Bを集め、集めた情報Bもまた情報Cを集め調べる。そして情報D…

ラットサイクルで遊ぶネズミと、推理小説が好きな人以外は、考えただけでウンザリしてくる。〈僕はウンザリだ〉

 

しかも情報には賞味期限がある。

さっきのやり方で、情報Aの有益性と信憑性が立証されたとしても、当初は有益だった情報Aは無益になっているだろう。

「どうすれば情報を得てから、有益が無益になる前に情報を精査できるのか?」

答えは ”自分の判断基準を確立しておくこと” である。

人によって、情報の有益性は変わってくるとここまで述べてきた。そのため、判断基準は自分で確立するしかない。他人に定めてもらうのはやめとくべきだ。情報の有益性と信憑性を調べた時と同様に、その人が信用できるか調べるというラットサイクルに陥ってしまう。

 

では「判断基準はどのように確立したらいいのか?」

方法は一つだ。”正しい知識を身に付けて、多くの経験を積むこと”それ以外方法はない。

 

僕の認識は「知識とは普遍的なものであり、情報とは時間と場所により重要性が変化するもの」である。普遍的な知識は判断基準に適した素材だ。

しかし「判断基準など時と場合により変わる」と反論される人もおられるだろう。

ハッキリと言う。今回の判断基準はブレてはいけないのだ、絶対に。

理由はこの記事を読み進めていくうちに解明してくるので、先ずは「正しい知識を身につける方法」と「多くの経験の積み方」について、順番に説明していこう。

 

 

・知識を身につける方法

知識を身に付けるには読書が良い。Web媒体ではなく紙面媒体が好ましい。〈その理由について今回は割愛させてもらう〉

僕は年間60冊〜100冊の本を読む。何冊以上読むというノルマは決めていないが、結果的にこれくらいの量を読んでいる。

「どんな本を読んだらいいのか?」という疑問が湧いてくると思う。

僕の経験上、古典が知識を得るのに適している。なぜならば、何百年も形として残っているものは、時代が変わろうとも有益な知識が書かれているからだ。

しかし、本に指定は無い。あなたが読みたい本を読めばいい。僕も読みたい本を読んでいる。

以下に「知識を身につけるための読書」をテーマとして、僕の本の選び方を紹介する。

 

 

 ・本の選び方

まずカテゴリーを作る。すでに読んだ本、これから読みたいと思っている本の種類を分けるためだ。

僕は①思想②行動③感性④お金、四種類にカテゴリーを分けている。種類と数に決まりはないが、多すぎず少なすぎない四つが適している。種類については後で説明する。

実例として、僕の読んだ本をカテゴリー分けしているので参考にしてほしい。

 

第1カテゴリー〔思想/自分の芯を形成する〕

哲学・歴史など

神との対話』N・ウォルシュ

論語孔子

五輪書宮本武蔵

『武士道』新渡戸稲造

『サピエンス全史』ユヴァル・ノア・ハラリ

『覚悟の磨き方』吉田松陰

超訳ニーチェの言葉』フリードリヒ・ニーチェ

罪と罰ドストエフスキー

 

第2カテゴリー〔行動/考えたことを形にする〕

心理学・自己啓発など

イチロー262のメッセージ』ぴあ出版

『原因と結果の法則』ジェームズ・アレン

『人を動かす』D・カーネギー

『嫌われる勇気』岸見一郎・古賀史健

『㊙︎人脈活用術』ボブ・バーグ

『オーバーアチーブ』古田興司

『男の作法』池波正太郎

 

第3カテゴリー〔感性/純粋に好きなものに触れる〕

マンガ・小説・詩歌集・専門書など

ドラゴンボール鳥山明

天才バカボン赤塚不二夫

AKIRA大友克洋

はてしない物語ミヒャエル・エンデ

『スタンドバイミー』スティーヴン・キング

『二十億光年の孤独』谷川俊太郎

『誰とでも心を通わせる7つの法則』DaiGO

『ピッチングの正体』手塚一志

 

第4カテゴリー〔お金/収入を得る思考と技術を磨く〕

ビジネス書・専門スキルなど

『お金の大事な話』泉正人

『プロフェッショナルの条件』P・F・ドラッカー

『道を開く』松下幸之助

『ビジョナリーカンパニー②飛躍の法則』

『知的複眼思考法』刈谷剛彦

『思考の整理学』外山滋比古

『書くことについて』スティーブン・キング

トヨタの自分で考える力』原マサヒコ

 

 

一つ注意点がある。”カテゴリーの割り振りはザックリでいい”ということだ。

なぜなら、カテゴリーが重複する本が出てくるからだ。

例えば、第4カテゴリーの『道を開く』はビジネス書だが、哲学的要素もあるし、自己啓発ともいえるので、第1か第2カテゴリーにも入る。『ピッチングの正体』は僕がプロ野球選手なら第4カテゴリーに割り振るだろう。

重複する本のカテゴリーの割り振りに迷ったら「自分にとってこの本は何をもたらすか?何を得たか?」で分ければいい。それでも迷うのであれば、カテゴリーが重複しても構わない。

しかし、何冊も重複する本が出てくる様ならば、カテゴリーの種類が間違っている。

では「どうやって重複が発生しない様に、カテゴリーの種類を決めるのか?」

 

 

 ・カテゴリーの種類の決め方

”カテゴリーは自分の知識を形成するエレメント(要素)で分ける”

僕の四つのカテゴリーは「自分の芯を形成する思想を深め、思想に基づいた考えを形にする方法を覚え、行動の原動力(好奇心とアイデア)となる感性を刺激し、生活するために必要な収入を得るお金の勉強をする」と、なっている。

人によりカテゴリーの名称は変わるが、種類はこの四つに近似したものになるだろう。しかし「なぜカテゴリーを分けなければならないのか? 」

それは”偏りをなくすため”である。 

思想ばかり強めると行動力がなくなる。どんなに素晴らしい思想も実行しなければそれは夢想だ。

思想もなく何も考えず行動することは空虚だ。全ての行動に思想を持つなんて、聖人の様にはいかないが、自分にとって重要な行動には思想を持つべきだ。むしろ、思想のない人間には自分にとって何が重要かすら分からないだろうけど。

人間の脳は感じることと記憶する、この二つの機能だけらしい。記憶力の低下はメモを取るなどして補えるが、感じることは自分にしかできない。感性のフィルターは、定期的に掃除しておかなければすぐに詰まる。掃除道具は自分が純粋に好きなものだ。

そして4つ目はお金だ。貨幣が発明される以前の太古の時代は、物々交換や仕事の請負で取引されていた。未来は仮想通貨など貨幣に代わる媒体が流通しているかもしれない。しかし、現代の生活には ”お金” が必要不可欠である。多い少ないは別として、何をするにもお金がかかる。何もしていなくてもお金がかかる。家賃、水光熱費、携帯代、税金、保険料などの毎月送られてくる請求書をみればわかるだろう。

 

知識は生きるために必要である。なのでカテゴリーは生きるために欠く事のできない要素から決めればいい。あとは自分のカテゴリーと照らし合わせてバランスよく本を選び、読書を習慣化ていけば良い。

一つの情報にはいくつもの要素が混在しているケースが多い。そのため多角的に情報を精査する知識が必要だ。偏った知識では情報の本質がわからない。逆に迷いが増えるだけである。最初に述べたが、判断基準を確立させる方法は ”正しい知識を身に付け、多くの経験を積むこと” だ。読書によって、正しい知識を身に付くことは分かっていただけたと思う。

では「経験とはなんなのか?どの様な経験を積めば良いのか?」

それは ”身に付けた知識という物差しを使うこと” だ。その物差しは自分の知識を形成する要素から作られている。いわば自分の分身である。そいつを使い、いろんな情報を図る。多くの経験は記憶となり、そのデータベースを元に実証と検証を繰り返し、自分の判断基準を確立していくのである。そうすれば、その情報が「 ”自分にとって” 有益か?不利益か?」を時間を要さず精査し、その情報を利用するか決断できる。

 

 

 ・ ”自分にとって”

情報はいつでも誰からでも手に入るが、判断基準は自分で確立するしかない。

何度も言うが ”自分にとって” がなくてはいけないのだ。

かく言う僕も ”自分にとって” が分かっておらず、幾度となく嘘をつかれ騙されて不利益を被った。

 ”自分にとって”がない人が、安易に情報拡散していることは、嘘偽が蔓延している原因の一つとも思うが、その情報を信じたのは自分だということを忘れてはならない。

「一度目は騙した奴が悪いが、二度目は騙されたお前が悪い、三度目は両方悪い」

名前は忘れたがある小説の主人公が、嘘の情報を握らされ騙されたと激怒している友人にかけたセリフだ。実際に友人からこんなことを言われたら激昂するだろうが、本質を突いている。